2009年1月 8日 (木)

時代劇の感想を書こう

  まずテレビ東京の正月恒例10時間時代劇は金子成人脚本を注目した。78点かな。ひどかったのはナレーターの声だ。森光子さんのナレーターは病床の人間のようで聞き苦しかった。大がかりな時代劇がすっかり見る意欲を失わせた。言葉は口を開けずに発しているようだった。台なし。

  大河ドラマの天地人の主人公ははじめて概要を知った。直江兼続という上杉景勝に生涯をつくした武将とか。天地人というタイトルはなんだか合わない。私が付けるなら 直江兼続という人間5歳から60歳。 5歳で景勝の生母に見込まれて城に召し出された。この初回で5歳を演じた子役の加藤清史郎という存在に多くの視聴者が引きつけられたに違いない。かわいいけど表情が抜群で景勝の前に召し出された際の ありきたりの挨拶のあとで 居並ぶ上杉謙信や指南役の高僧を前に わしはこのようなところに来たくはなかったのじゃあ と言い放つシーンにはたくさんの人が絶賛していた。親から無理やり引き離されて5歳で景勝の家臣としての人生が始まったのだ。    さて 上杉謙信は武田信玄との戦などで有名だが、なぜ忠臣蔵では吉良の息子が米沢藩の藩主なのかと軽い疑問を持っていたが、NHKのそのとき歴史は動いた を見てよくわかった。 秀吉の命令で会津に進出し(景勝の時代?)、その後隣接する米沢も領地としたが、家康に睨まれてもめたものの、関ヶ原以後屈伏して最盛期の120万石から米沢藩30万石に押し込められて 忠臣蔵のそれにつながるのだ。 越後の春日山城から始まり会津から米沢へ。景勝は謙信の甥で謙信の養子で3人目くらいの後継者。 直江兼続は樋口に生まれて景勝の家臣の直江の養子になったので直江兼続となる。 とにかく初回の5歳の与六の子役の演技にすばらしいぞ。劇団ひまわり。   そういえば私の古い友人が会津の上杉さんだった旧姓だが、景勝の子孫の一族の末裔に違いない。 上杉は越後と米沢しか知らなかったが米沢の前は会津だったのだ。

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2008年12月18日 (木)

女が主人公の時代劇は

  かなり久し振りに大河ドラマをほぼすべて見た 篤姫をね。 ちょっとへんやろ と思う部分もかなりあったが、けっこうおもしろかった。原作は勿論、篤姫に関して出た本をあれこれ読んだ。原作はほんとうにおもしろかった。さすが宮尾登美子の作品だった。 

さて 篤姫の流れもあって来年のテレビ東京の10時間時代劇について 本日の東京新聞に記事が載っていたので ぜひ 転載する。時代劇の好きな人に読んでもらいたいから。 

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テレビ東京が毎年一月二日に放送している新春ワイド時代劇。
来年は「寧々(ねね) おんな太閤記」(午後2時)が登場する。
原作は、ホームドラマの第一人者・橋田寿賀子さん(83)が
脚本を手掛けた一九八一年のNHK大河ドラマ「おんな太閤記」。
「篤姫」しかり、最近は女性の目から歴史を描くドラマが当たっているが、
そのルーツといえる作品だ。橋田さんに歴史と女性、時代劇を語ってもらった。 (宮崎美紀子)

 テレビ東京が放送する「寧々~」は、橋田さんの「おんな太閤記」を原作として、
脚本家・金子成人さんが新たに書いた。
「本能寺の変」までの秀吉の出世街道(第一部)、
秀吉が天下をとるまで(第二部)、
秀吉の晩年と関ケ原の戦い(第三部)の三部構成で、
計十時間。寧々は仲間由紀恵、秀吉は市川亀治郎、信長は村上弘明、家康は高橋英樹、
淀の方は吹石一恵が演じる。

 二十七年前の「おんな太閤記」は佐久間良子と西田敏行が出演、
平均視聴率は30%を超えた。大河では異例の、女性を主人公にしたオリジナル作品だった。

 有名武将勢ぞろいの戦国時代で、あえて「秀吉の妻」を主人公にした理由を、
橋田さんは「私が女だから」と即答し、こう続ける。

 「内助の功を書きたかったの。『女が強くなった』『女は外に出よう』と言われた時代でしたが、
亭主を育て、亭主を通じて社会に貢献する、自分の思いを遂げるというやり方だってあるわけですよ。
男は甘えん坊で威張り散らすのが大好きだとわかった上で包み込む、そういう強い女性を書きたかったの」

 寧々を選んだのは、「世界一の内助の功」だから。ところが資料がない。
「歴史は男のもの」と痛感したが、二通の手紙がヒントになったという。
一つは寧々のヤキモチをなだめる信長の手紙で「結構気の強い女で、亭主を愛してたんだな」。
もう一つは、遠征先に淀の方を呼んでくれと秀吉が寧々に頼んだ手紙で
「お願いしないと呼んでもらえないなんて、寧々は立てられてるな、甘えられてるな」。
資料が少ない分、かえって橋田さんの想像は自由に膨らみ、
寧々たち歴史に記されていない戦国の女性たちが人間らしく動きだしたという。

 女性を主人公にしたもう一つの理由は、戦争を体験した自らの永遠のテーマ「平和への祈り」。
寧々は「戦は嫌い」が口癖だ。

 「何もかも滅ぼしちゃうんですよ、戦争は。そして被害に遭うのはいつも女性。
日本は石油や国土が欲しいから戦争したんでしょ。戦国大名と何も変わらないですよ」

    ◇

 女性主人公は、今や時代劇のヒットの条件といえる。
最近の大河で平均視聴率が20%を超えたのは「利家とまつ」「功名が辻」「篤姫」の三本だけ。
ドラマファンは女性が多いからだが、さらに橋田さんは「女主人公って得なんですよ。
女を書くと男が立ってくる。ところが、男を書いても女は立ってこないの」と指摘する。

 橋田さんが今書いているTBS「渡る世間は鬼ばかり」も、時代劇も書きたいことは同じ。
そもそも「おんな太閤記」はサラリーマン家庭の参考に、と思って書いたという。
朝鮮出兵など晩年の秀吉の愚行と寧々の悲しみは、橋田さんいわく
「男は権力と金を手にするとろくなことはしない」
「大好きで一緒に歩いてきた亭主が別の道を歩きだしたら、女の苦悩と悲劇が始まる」。
寧々と秀吉の生母との良好な関係は「男はマザコンだから姑(しゅうとめ)
を立ててあげるのが利口」と教えてくれる。

 「時代劇もホームドラマだと思っています。時代劇の中にホームドラマがあるのではなく、
ホームドラマから“時代”を書く、ということをずっと私はやってきましたから」。
時代が変わっても人間の本質と営みは同じ。「おんな太閤記」の面白さは、そこにある。

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2008年11月19日 (水)

十時半睡

  白石一郎原作、金子成人脚本、1994年放送の金曜ドラマ 十時半睡 とときはんすい と読む。 その頃は大学に通っていたので見ていない。 愛宕山で見ることができた。 主演の島田正吾は当時89歳だったという。 定年後も特別職の大目付組の顧問的な存在だ。 ゆっくり動作とゆっくりセリフがしかし絶妙の存在感で 時代劇が格調高い。 セリフのない動作が微妙にリアルだ。 登場シーンはそれほどないが構成はすばらしい。 第二回 逃げる女 を見てきた。 14年前の作品に驚いた。 定年を迎えた中級武士の夫に 明日から家を出ます という妻。 驚き怒るが放置する夫。 長男は嫁をめとり、長女は嫁ぎ、二男は婿入り、舅と姑は見送り、夫は無事に城勤めを終えた 私はこの日を待ち望んでいた ようやく 自由にできる。 里に帰るのか? いいえ ひとりで暮らします。 二男に命じて3か月前から準備をしていたのだ。 飛脚屋の女主に依頼して住まいと生活道具を揃え うきうきと掃除や準備。 手習お針指南 の看板を出すと町娘が続々。 数日後 夫がこっそり長屋にやってきて わしは、女遊びもばくちもしなかったぞ、 おまえに迷惑をかけたことはないぞ 何が不満なんだ、と詰め寄る。 妻は、あなたもどうぞお元気でお過ごし下さい、これから用がありますのでとさっさと去って行く。 妻女が夫を見放した理由は 自分の里が禄も小さく 下級武士だったことを 何事にも軽んじ さらに どんなつまらない男にも 下がある それが女というものだ と嫁ぎ当初に言った言葉を忘れることがなかった。 ある日、武家の妻女が長屋にやってきた。 あのお 私も家を出たいのですが どのように準備するのか お教えください。 それでは 何で身をたてますか? お花と茶道の指南は いかがでしょうか。 それなら結構でしょう。 江戸時代にこのような武家の妻女が いきいきと自立する妻女がいたことを信じたい。 あーおもしろかった。 金子成人の脚本はいつでも うんうん そうだそうだ。 脚本家を目指したが才能がなかったのでいまは評論家だが なにか。

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2008年6月21日 (土)

藤沢周平原作の山桜

  小さなシアターで山桜を見た。原作はいつものように庄内付近を舞台にしているので、撮影地は定かではないが、季節ごとの山の姿が本当に美しい。降りしきる雪、雪解けの山の小川、満開の山桜、山に吹き渡る強い風で散り 舞う風景が印象的だ。 ただ物語りの人物設定には物足りなさがあちこちに残った。 キャストはベテランも多く表現はどなたもよかったが、やはり主役のふたりが どんな経緯で出会い、別れ、再び出会い結末に至るのかを 深い物語にしてほしかった。 私の採点は映像90点、物語66点。          *****  お詫び   このブログは無料のために、本文のあとに、スポンサーサイト が自動的に付けられています。 その内容を運営会社 nifty に希望も削除もできないことになっており、 私の嫌いな種類のスポンサーが最後につくことがありますが、 どうかご理解ください。****************

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2008年6月 3日 (火)

篤姫をにわか勉強

  宮尾登美子原作のという今年の大河は原作をかなり変更しているが、ま 結構おもしろい部類だろう。むやみに武士の刀振り回しと斬り合いが少ないからね。美容院のオーナーが うちのカミさんも毎回欠かさず見てますね。時代劇など嫌いな私の姪も面白いわ。島津家から11代将軍の御台所が存在したから13代将軍の御台所になった篤姫はそれほど不思議ではない。書店には篤姫に関するたくさんの文庫本が出版されていたのでいくつか読んでみた。知らない人のために補足したい。篤姫は子供をもつことはなかったが、徳川宗家の16代目家達を幼少から養育し正室には養女としての実家近衛家からと縁組を行い、家達の婚礼の日には、長男が生まれたら島津家から縁組をするように言い残して翌年この世を去っている。従って現在も続く徳川宗家は篤姫の生家につながる島津家の血筋がしっかり受け継がれているのだ。 女の道は、前へ進むしかない、引き返すのは恥でございます。 養育係りの菊本が教えた言葉とされるが、東京江戸博物館での篤姫展のポスターのタイトル?にありました。篤姫は生きていたなら現在は172歳くらいです。明治16年に48歳で盛大な葬儀であの世に。

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2008年5月17日 (土)

名作 シェーンの正しいあらすじ

  あまりにも有名な西部劇つまりアメリカの時代劇が手ごろな価格で私の部屋にやってきた。 もちろん公開時には見ることができなかったから、テレビで一度くらい目にしたような、雑誌などの情報だけのような、あいまいな知識で見始めた。 感想はとてもすごくよかった! 書店で衝動買いしてこんなに得した気分はひさしぶりだ。 数々のサイトにあらすじなる記述があるが じっくり数回確認しながら見た私のあらすじを書きたい。

  西部開拓の時代のワイオミング州が舞台。ロッキー山脈が雪をかぶって美しい。開拓民のリーダー格のスターレット一家は誠実なジョーとマリアン夫婦にジョーイという9歳くらいの息子。近辺にはおよそ10軒ほどの一家が一生懸命に生きている。手作りの自宅に納屋に牧場に畑。家畜も牛に豚に鶏。 のどかな大自然の川がゆったり流れている。 川に野生の鹿がやってくる。 ジョーイはライフル銃のおもちゃをまるで本物のように構えて鹿を見つめる姿はジョーイがこれからやってくるもうひとりの主人公の登場を見事に予告するようだ。一家の屋敷前の川に向かってカウボーイのシェーンが馬で近づくその音で鹿は逃げていく。 見慣れないカウボーイの接近をじっと見つめてから、屋敷の巨大な切り株の撤去にもくもくと斧を振り上げる父親に誰かがやってくるよと告げに行く。 父と息子を確認して 男は 家の前の川を通らせてもらうよ 父は どうぞ  男は北に行くんだ まさか家があるとはな ジョーイに 俺のことじっと見ていたな と顔をのぞき込むが ジョーイは下を向いたままで うん見ていたよ 男は ものをよく見ることは大事なことで将来は大物になるぞ それを聞いたジョーイがはじめて笑顔を見せる そばでジャージー牛が鳴くと 男は 久しぶりにジャージー牛を見たなあ 父親は ああジャージー牛もなんでも飼っているよと井戸の水を飲まないかとすすめる ありがとうと飲んだとき ジョーイがライフル銃の金具をガチャリと曲げると 男は反応してガンにすばやく手をかける びっくりするジョーイに 脅かすなよ 父親は 短気な男だ と怒ったように言い放つ 早く出て行ってくれとジョーイのライフルを向けて言うから 男は銃を下に向けたら出て行くよ ともめているうちに この土地にスターレット一家たちよりずっと先に入植して牛を飼っているライカー兄弟が手下を連れてまたやってきた。 開拓民たちに出て行けという、ここは俺が先に占有したから不法侵入だと。 ジョーは開拓は自由で不法侵入にはあたらないから出て行かない。 やり取りを聞いていた 敷地から出たはずのシェーンが戻ってきて顔を見せると ライカー兄弟は何者だ 男は一家の友人だと答える ライカー兄弟は牛肉の売買契約をしたから一帯を全部牧場にするから出て行けと ジョーは出て行く気はない  ライカー兄弟は捨てセリフで立ち去る。 こんどこそ屋敷から出て行こうとする男  マリアンはジョーにもうすぐ夕食の支度ができるから ジョーは男に近づき 夕飯を食べて行かないか さっきは失礼なことをしたが自分はジョー スターレットで息子はジョーイだと握手を求める。男は シェーンと呼んでくれと握手する。 ジョーイとシェーンはしっかり握手。嬉しそうなジョーイ。 ジョーは、家はボロだが女房の食事はうまいんだ。 おいしい夕食とジョーの開拓の将来の会話やマリアンとの仲睦まじい様子に 行くあてがないならしばらく働いてほしいという希望に態度で示すのは 屋敷の巨大切り株の撤去にとりかかる。 ジョーも加わりその夜のうちに2年がかりで格闘していた巨大切り株の撤去に成功する。 スターレット一家とシェーンの心がひとつになる。翌朝、ジョーイはシェーンに残って欲しいと両親も望んでいると頼む。 町の商店にジョーの使いでシェーンが出かけると案の定ライカー兄弟の一味が隣接する酒場でたむろしていてシェーンにケンカを吹っかけるが我慢して戻る。 他の10軒も次々に嫌がらせを受けて村を出て行くというのでジョーの家に集まりライカーの脅しには乗らないと団結するが。。。ジョーイにマリアンはシェーンを好きにならないでね いずれここを去る人だからね。 これはマリアンの気持ちでもある。 このあと酒場でまたケンカを売られたシェーンはそれを買う ジョーイの目の前で。 形勢が不利になったときジョーイが父親を呼びジョーの参入でライカー兄弟一味をやっつける。 その夜、ジョーイはマリアンにシェーンが大好きになったパパと同じくらい大好きになったよ、マリアンは私もシェーンは大好きよ、その会話をシェーンは聞いたのだ。 アメリカの独立記念日には村でも楽しいダンスや食事で祝った ジョーとマリアンの結婚10周年のお祝いも。 シェーンとマリアンのダンスを微笑んで見ているジョーはその後大きな決断をするのだ。 村でも南北戦争の経験者でライカー兄弟も怖くないさというトーレーがライカー兄弟の雇った殺し屋に殺されたことをきっかけに、村はもうライカー兄弟と対決の道しかないと判断する。 ライカーはジョーにひとりで話をするから来いと呼び出す。 ライカーの配下のキャロウエイがシェーンにジョーをひとりで行かせるのは罠だと告げにくる。 シェーンに知らせに。 キャロウエイはライカー一味の汚いやり方に一味を抜けるつもりで。 ジョーはひとりで行くと聞かない。シェーンは俺に任せろ。 これは俺の問題だ。 ライカーは殺せても殺し屋のウイルソンは無理だ 無駄死にになるぞ。 マリアンにジョーはおまえのいない人生はありえない、だが、俺がいなくてももっとおまえを幸せにできるやつが現れたのだ、おまえに臆病者と言われたくないからひとりでライカーを殺しに行くが 死ぬと決め付けるな。 夜にジョーとシェーンのケンカが繰り広げられる凄まじい戦いは シェーンが拳銃の柄でジョーのこめかみを殴り気絶させることで決着する、見ていたジョーイは パパを殴ったね シェーンなんか大嫌いだと叫ぶ、シェーンはジョーの銃を隠すようにマリアンにそしてこれでみんなから責められないから。 マリアンはシェーンに私のため? シェーンはそうだそして一家のために今こそ自分の出番だと。 シェーンはパパを守ったのよとジョーイに ジョーイは わかってるよ  出て行くシェーンの後姿に ごめんなさい  マリアンは声が小さいと聞こえないわよ するとジョーイは駆け出して シェーンの後ろを追いながら ごめんなさい これは英語のままがいいねえ トーレーの飼い犬だった犬もいっしょにジョーイを追いかける。 シェーンはライカーの待つ酒場へ ジョーイと犬はひたすら後を追う。 その前に ライカーはシェーンに何度も俺たちの仲間にならないか お金ならいくらでも出すというが なにも要らないんだ というと ライカーは そうか ジョーの女房が目当てか と言うシーンがあって シェーンはそれに激怒して ライカーのような人間を生かしておけないと決意に至るのだ。 酒場の決闘のきっかけだった。 そしてクライマックス ジョーイは酒場の入り口のドアの下からシェーンとライカー一味の決闘をすべてじっと見ている。 殺し屋ウイルソンとライカー一味を簡単に殺し銃を片付けかけるとき、2階からライカー弟がシェーンに背後から銃を向けている あっ あぶない そのとき ジョーイが叫ぶ シェーン危ない! 間一髪でシェーンの銃が先だった。 外で待っていたジョーイに 早く家に帰りなさい そしてママにもう大丈夫だ銃はもう必要ないって言いなさい。 後ろに乗っちゃダメ? うんダメだ この町を出るから。 自分の器を壊すことはできなかった 人を殺したのだからここを去るべきなんだ。 パパとママを大事にして勇敢な男になれ。 シェーンここに残ってよパパもママも残って欲しいのに。 去ってゆくシェーンの後ろ姿に 大きな声で シェーン カムバック!!!!!字幕の日本語を参考にしたが 英語の声はジョーイなど ほんとうによかった。 ジョーイの表情も演技もよかった。  

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2008年2月10日 (日)

折鶴というドラマ

いまから28年も昔の1980年12月28日に放送されたNHKドラマ 折鶴 を放送博物館で初めて見た。 山本周五郎の ひやめし物語 を原作に脚本は柴英三郎、音楽は小森昭宏、演出は田中昭男、出演は国広富之、友里千賀子、丹阿弥谷津子、牟田梯三、小栗一也、尾藤イサオ、伊藤友乃、吉野佳子ほか。 新潟のフリーライター倉林章氏が名作にみる住まいというサイトに すばらしい文章で山本周五郎のひやめし物語をほめてあったが わたしも大いに納得してかつ柴英三郎氏の脚色した折鶴という作品を見つけたことを喜んだ。題名でわかるように武家の四男はひやめしと称される厄介ものだった昔にふたりの若者が道で行き逢ってお互いに一目ぼれをするが、現代と違い相手に声をかけることもなく毎日 道ですれ違うことでときめいていた。主人公は大四郎とぬい、ぬいの下女が大四郎の後をつけて住まいから判明した大四郎の兄に、ぬいの兄が縁談を申し込む。だが、四男の大四郎を分家させる石高はないことを母親から知らされて双方に実らぬ縁組だと知らされる。 ぬいはお社に願をかける、折鶴を1千羽ではなく999羽折り続けた。大四郎は趣味の古文書収集に精を出すが、うさばらしに高級料亭に一人ではじめて入って値段を確認しながら自由な選択で次々と料理を注文してもくもくと食べる飲む。そのときたまたま別の部屋から目撃した老人 実は家老が大四郎の型破りな行動に めちゃくちゃだが決してぶざまではない 堂々としてすばらしいと そして女将に命じて自分の使用した部屋の座布団の下に財布をわざと忘れておき 部屋を移動させられた大四郎がすぐに気づき、女将のすすめもあり 財布の中に所有者の名前があったことから家老と知りながら 堂々と届けに行くが なんと 家老は中身の金額が不足しているから受け取れないと言う 大四郎はむくれながらも 自分の肌身銭の1両を追加して渡して帰宅した。 後日長兄が城から帰宅してご家老のひとり娘の婿に大四郎をと申し込みがあったので分家した二男と他家に婿入りした三男も呼び祝いの席を用意した。だが、大四郎は断ると発言して家族を驚かせた。長兄はご家老に断りなどできるわけが無いと言うと大四郎は、ご家老には自分が直接断りに行くと。 そして、家老との対面で自分はご家老の認めたような堂々とした人間ではなくあの日の料亭での飲食は見初めた娘から縁談が申し込まれてもできないひやめしの四男で、やけくそで贅沢をしていたこと さらに不足していると言われて肌身銭を出して解決したのは ただめんどうだったからだと正直に話して それでも見初めた娘を思う心を大切にしたいから ご家老の縁談は断ると。 そしてこの物語の幸福なエンデイングは、家老の特別の計らいでご文書係りとして独立して生計が可能な武士に取り立てられめでたく ぬいとの婚礼の仲人もしてしまう。 婚礼も済んでぬいが初めて里帰りの日に折鶴を折っていることを大四郎はまだそんなことをしているのか? いいえこれは願いが叶ったお礼に納める1千羽目の折鶴なのです。そうか!と微笑む大四郎とぬいの若い夫婦。 その赤い最後の折鶴を神社の境内の梅ノ木の枝につるして終了であった。 山本周五郎の暗い小説を柴英三郎の脚色によってほんとうによかったあと感想がこぼれた私のベスト時代劇のひとつをみつけた。 これを見て見たいわたしの友達のあなた、ぜひ、東京に遊びにきてくださいな。 愛宕山に出かけるといつでも見せてくれるんだ。

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2008年2月 7日 (木)

水戸黄門にあの名子役が

 再放送の水戸黄門を見ていたら、人気女優が子役でゲストだった。花より男子の井上真央である。 NHKで水曜ドラマに宮尾登美子原作の蔵が放送されたのは95年、彼女は撮影時は7歳だろう。父親が若い芸者 せき を継母に迎えたあとで 母親の形見の手鏡をせきの部屋で見つけて激怒するシーンの井上真央を強く記憶している。この子はただものではない。共演した檀ふみとの会話に影響されて大学進学を果たしたという、蔵での共演に違いない。私の記憶に残るドラマのひとつが蔵なのだ。あのころの井上真央を昔の水戸黄門でじっくり見ることができた。30代が楽しみな子役だ。あ  現在は21歳だから10年後20年後どんな芝居をみせてくれるか。

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2007年3月 3日 (土)

隠し剣 鬼の爪 つづき

  山田洋次監督作品の 原作が藤沢周平の この映画のエンデイングにきれいな雪の山並みとともに流れる音楽を聞きながら あれっ これどこかで聞いたぞ と思ったら所有している ハリウッド映画のエンデイング音楽によく似ていた その映画は リチャードギアとジョデイフォスターが初共演した アメリカ版の時代劇 ジャック サマースビー という南北戦争時代の人情時代劇である。 これは たまたまシアトルに滞在していたときに レンタルビデオ店で 有名トップ俳優の共演作という理由で目に止まり手にして見たものだった。 私としては見てよかった作品。 おすすめである。 

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2007年2月25日 (日)

山田洋次監督の藤沢周平シリーズ

  たそがれ清兵衛  隠し剣鬼の爪  武士の一分 と大きな話題を呼んだ3つの作品を最近になって全部見た ブログで他人の感想もいくつか読んだが 私の感想は映画の賞を多数受賞した初回作品ではなく、隠し剣鬼の爪をベストにしたい。昨年秋の武士の一分は唯一有楽町の映画館で満席状態の中で見て笑いと涙を楽しんだがほかの2本はテレビやDVDを借りて見た。 隠し剣鬼の爪については2作目で地味な存在だったが ゆっくり繰り返して見たら意外な発見がたくさんあったので どうしても書く。 永瀬正敏と山田作品はかなり以前に 息子 という現代の東京と岩手を舞台にすばらしい映画があったのだが その作品を静かに思い出した。 たしか永瀬正敏は宮崎出身だが私には岩手弁のあの息子という作品が強く印象に残っていたので いくつか重なり歳月の経過を感じた。 また 松たか子だがほかの感想にだれかも書いていたが 貧しい農家の娘には似合わないと、それは 私の中では、NHKの蔵という宮尾登美子作品で抜群の存在感を示した記憶が強烈でそのときは豪農資産家の一人娘で似合いすぎほどだったので 鬼の爪の貧しい農家の娘には どうかとも思ったが それなりに演技でカバーしたと思う。山形庄内付近の方言の一部が 蔵 の新潟の方言に重なる部分があって どうしても思い出した。それから 意外な発見のもうひとつは あの 男はつらいよ 初回作品のマドンナだった 光本幸子が悪役をしていたのだ はじめ この意地悪な大店の女将は誰だろうと思ったがエンデイングのキャストを見て なんて似合っているいじめ役なのだ。 つづく。

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